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「笑い」の要素について 
副題
?井上ひさしにおける直喩を中心に?
著者名
大谷 伊都子 (OTANI itsuko)
出版社/掲載誌名
梅花短大国語国文
巻号
創刊号
pp.34-pp.50
出版日
1988/7
概要
直喩にどのような条件が備わると滑稽になりうるかについて、井上ひさしの『吉里吉里人』を例に考察した。たとえられる対象およびそのありかたを「トピック」、それから連想される別の対象を「イメージ」とし、それぞれ滑稽になる条件を三つずつあげた。また、最終的には表現者のまなざしが重要な要素となることを述べた。