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部落解放とこれからの地域福祉計画のあり方について
Buraku Liberation and Future Direction of Community Welfare planning
副題
大阪府における「地域福祉推進研究会」の取り組みを中心に
著者名
玉置 好徳 (TAMAOKI Yoshinori)
出版社/掲載誌名
部落解放研究
巻号
№145 April.2002
pp.1~14
出版日
2002/4
キーワード
部落解放 地域福祉計画 ソーシャル・インクルージョン 社会福祉問題認識の共有化
概要
 部落解放との関連から今後策定される「地域福祉計画」がどのようにあるべきかを考察した。まずはじめに部落解放と地域福祉の関係を歴史的に検証したうえで、大阪府における「地域福祉推進研究会」の取り組みに対する検討を通じて、「地域福祉資源としての隣保館のあり方」「部落が所在する小学校区ぐるみの実践」「社協と連携協働のまちづくり」などの課題を明らかにするとともに、今後の課題として差別を乗り越えるために「社会福祉問題の共有化」を具現化する必要があるという結論に到達した。