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学術データ詳細
グリムシンポジウム・2019・大阪
Symposium 2019 in Osaka
副題
グリム童話とその受容 Reception of the Grimm’s Fairy Tales
著者名
野口 芳子 (NOGUCHI Yoshiko)
出版社/掲載誌名
梅花女子大学/ ドイツグリム兄弟協会共催
出版日
2019/12
概要
2019年12月7日開催「グリムシンポジウム2019大阪」はドイツグリム兄弟協会理事ベルンハルト・ラウアー氏による英語基調講演で始まり、世界各国の言語に訳された絵本が美しい映像で紹介された。2本目の基調講演では野口芳子が明治から平成までに出版された「赤ずきん」絵本300冊を分析し、時代によって様々に改変されている実情を解明した。ランチビュッフェ後、富山県立大学の金城―ハウプトマン朱美准教授が世界遺産や無形文化遺産に登録されている町や景観のうちメルヒェンや伝説にちなんだもの紹介し、本学院生蚊野千尋が明治から平成まで「ハーメルンの笛吹き男」がどのような形で日本に導入されているのかを解明し、本学院生小泉直美が「ヘンゼルとグレーテル」の日本への導入を、魔女の家と魔女が歓待するお菓子に焦点を当てて考察した。定員超過の参加者があり、成功裡に終わることが出来た。(企画者;野口芳子文責)