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安部公房とシャミッソー
著者名
田中　裕之 (TANAKA Hiroyuki)
出版社／掲載誌名
梅花女子大学文学部紀要
巻号
第33号
頁
1ｰ16
出版日
1999/12
概要
安部公房初期の代表作『Ｓ・カルマ氏の犯罪』の先行テクストとしては、従来、安部自身の発言もあって、カフカ『審判』、ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』の名が挙げられてきた。本稿では、それらに匹敵するほどの重要性を持つ先行テクストとして、シャミッソー『影をなくした男』の存在を指摘した。
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