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児童館等職員が考える放課後児童クラブ職員の専門性
副題
KH Coderを用いた自由記述の分析から
著者名
目久田 純一
(
MEKUTA Jun-ichi
)
共著者名
中村多見・越中康治
出版社/掲載誌名
宮城教育大学情報処理センター研究紀要
巻号
26
頁
57-64
出版日
2019/3
キーワード
放課後児童クラブ,児童館,高学年児童,テキストマイニング,KH Coder
概要
本研究の目的は,放課後児童クラブにおける高学年児瞳の受け入れが段階的に始まっている宮城県仙台市において,児産館等職員が,自身の職務の専門性をどのように認職しているのかを自由記述データの解析から明らかにすることであった。KH Coderを用いた分析の結果から,専門性の諒職については,児童館ガイドラインや放陳後児童クラブ運営指針に明記されている支援内容や職務と等しい記述バターンが見出される一方で,職員の経歴( 保有資格・免許状)によって認識に相違があることが確認された。また,高学年児童の受け入れに直面する中で,自立と依存とを揺れ動く時期とされる思春期・青年期の特性を考慮した対応のあり方が検討されている可能性も示唆された。放課後児童クラブにおける本格的な高学年児童の受け入れは始まったばかりであり,今後児童館等職員が自身の職務や施段の専門性(あり方)をどのように捉えなおしていくのかが注目される。
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