学術データベース
学術データ詳細
心の分裂を癒すもの-嘔吐と腹痛を主訴とする八歳女児のプレイセラピーから
著者名
岡本智子 (OKAMOTO tomoko)
共著者名
氏原寛、東山紘久、織田尚生
出版社/掲載誌名
別冊発達17. ミネルヴァ書房
24-32
出版日
1994/2
概要
「理論に基づいたアプローチ・ユング派」の節を織田尚生と担当。「心の分裂を癒すもの-嘔吐と腹痛を主訴とする八歳女児のプレイセラピーから」。登校しぶりと嘔吐腹痛といった心身症症状を主訴として来談。プレイセラピーにおいては、怖いお母さんとこのお母さんによる攻撃によってエネルギーを撤去される子どものペアについて取り組まれた。セラピーの進展とともに、母親の怖さは毒を抜く作用を持っている体験へと変容し、これに伴い本児の症状は軽減した。