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シェイクスピア時代のスパイス
著者名
上村 幸弘 (UEMURA Yukihiro)
出版社/掲載誌名
梅花女子大学 食文化学部紀要
巻号
第3号
pp.1-10
出版日
2015/3
概要
古来、ヨーロッパではスパイスは香辛料としてだけでなく、予防や治療のための薬剤として利用されてきた。薬業組合が独立する以前の17世紀前半、ロンドンのスパイスの流通は食料雑貨商組合が独占してきた。本稿では、スパイスの歴史的な流通経路を探りながら、シェイクスピア時代の香辛料・香料の用途について考える。