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心理面接の場におけるセラピストの心理化-機能不全からの回復 博士論文
著者名
岡本智子 (OKAMOTO tomoko)
1-219
出版日
2012/3
概要
心理面接の場における逆転移を含むセラピストの様々な体験についての取り組みを事例研究及び各学派の先行研究調査より探索。その中でセラピストの機能不全からの回復に有効な作業として「心理化」という概念に焦点を当て、この概念について再構成を行った。心理化は①内面化の過程②主体的態度の過程③想像力を用いた視覚の過程④体験を基礎づける過程といった4つの過程からなるものであり、各過程の実際の作業と有効性を事例研究によって示した。