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学術データ詳細

Die Japanischen Besucher bei Jacob Grimm 1862 in Berlin.
著者名
野口 芳子 (NOGUCHI Yoshiko)
出版社/掲載誌名
:Jahrbuch der Brueder Grimm-Gesellschaft
巻号
2009-2020. XIX-XX
145-162
出版日
2019/12
概要
ドイツグリム協会編の学術誌 “Jahrbuch der Brueder Grimm-Gesellschaft”に掲載されたドイツ語論文。 幕末にヤーコプ・グリムをベルリンの私邸に訪ねた3人の日本人については、誰であるかこれまで不明であった。 文久遣欧使節団のメンバーであることはわかっているが、いったい誰が訪ねたのか、日独双方から調査されてきたが、迷宮入りしたままであった。その謎に挑んで、3人の名前をほぼ確定することができたので、日本昔話学会誌に日本語論文として発表した。すると、ドイツの学術団体からドイツ人に分かるようドイツ語でも論文を書いてほしいという依頼がきた。幕末の「尊王攘夷運動」が盛んであった日本の事情をドイツ人に解るよう歴史的解説を加た内容に改変して、ドイツ語論文に仕上げた。(ドイツ語論文)