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超高磁場(7 Tesla) MRIは嗅覚研究に何をもたらすか?
著者名
深見 秀之 (Fukami hideyuki)
共著者名
樋口さとみ、佐々木真理、佐原資謹
出版社/掲載誌名
Aroma Research
巻号
15
1
出版日
2014/2
キーワード
fMRI 嗅覚 超高磁場MRI
概要
Functional MRI (fMRI)は認知機能の研究に使われてきた。超高磁場である7 Tesla MRIは従来の1.5~3 TeslaのMRIに比べ高速で高解像かつ信号の大きい画像を撮像することができる。fMRIの撮像にはEPIという撮像パルスシークエンスが用いられている。EPIでの機能画像撮像において、静磁場強度の増加は撮像される画像のひずみが大きくなる。これは脳底部に中枢のある嗅覚のfMRI研究の大きな妨げになる。本研究は超高磁場におけるEPIのパラメータの最適化および他のパルスシークエンスによるfMRIを試み超高磁場MRIの嗅覚研究への適用について議論した。