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源氏物語における「いとほし」と「心苦し」
著者名
中川 正美 (NAKAGAWA Masami)
出版社/掲載誌名
『国語語彙史の研究一』(和泉書院)
P51-74
出版日
1980/5
概要
同じ意義範疇の語と解されている「いとほし」と「心苦し」の 相違を述べ、この二語がなぜ源氏物語に多用されているかを考察。 「いとほし」は客観的文化的な感情、「心苦し」は肉親や異性へ の主観的直截的な真情で、源氏物語はこの二語を巧みに用いて男 女の愛の種々相やその経緯を描き出している。