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明治期における「赤ずきん」の受容について   
The Reception od Little Red Riding Hood in Japan
副題
―最初の邦訳と邦訳者を中心に― ―Focusing on the Showa Era (1926-1988) ―
著者名
野口 芳子 (NOGUCHI Yoshiko)
出版社/掲載誌名
『梅花児童文学』
巻号
26号 
94-110
出版日
2018/6
キーワード
赤ずきん 明治期 受容 グリム ペロー
概要
「赤ずきん」が日本で初めて紹介されたのは、1896(明治29)雑誌『少国民』においてである。「赤襟娘」という題名で翻訳されたその内容を詳しく紹介するとともに、明治期に邦訳された10話の「あかずきん」について、翻訳者を特定するとともに、改変された箇所を中心にその内容を詳しく紹介した論文である。