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学術データ詳細
外部総和型セル・オートマトンにおけるネットワーク指標の振る舞い
Behavior of Network Indices Derived from Outer-Totalistic Cellular Automata
著者名
今村 泰正 (IMAMURA Yasumasa)
出版社/掲載誌名
梅花女子大学 文化表現学部紀要
巻号
7
pp.13-23
出版日
2011/3
キーワード
セル・オートマトン,ライフゲーム,複雑系,ネットワーク,Efficiency,クラスタリング係数
概要
1次元2状態4近傍外部総和型セル・オートマトンから香山により提案された構成法により直接ネットワークを導出する。このネットワークのEfficiencyとクラスタリング係数を調べ,クラス分類との関係を明らかにする。ライフゲームとの類推から「死滅」,「平衡」,「維持」,「誕生」という状態変化をパラメータにしてルールを絞り,その特徴を調べた。その結果,2つのネットワーク指標の分布がクラスと相関がある、特にクラスⅣのルールは,セル数を変化させたときの軌跡がクラスⅢの領域からクラスⅡの領域にダイナミックに移動することが分かった。