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地域福祉計画における住民参加のあり方に関する基礎的研究
A Basic Study on Way of Citizen Participation in Community Care Planning

副題

「社会福祉問題認識の共有化」の展開プロセスに関する一試論 An Essey on Process of “People’s Action for Common Human Needs”

著者名

玉置　好徳 (TAMAOKI Yoshinori)

出版社／掲載誌名

日本の地域福祉

巻号

第12巻

頁

pp.18～36

出版日

1999/3

キーワード

社会福祉問題認識の共有化

概要

　地域福祉計画においては、その計画策定過程への住民参加は必要不可欠の要素である。　そのあり方としては、形式的な参加ではなく、策定過程全体を通して住民自身による主体的な福祉学習・実践活動が展開されることによって「社会福祉問題認識の共有化」が実現される必要がある。そして、このような過程を通して地域福祉の主体形成が行われていく必要がある。　したがって、本論文では、社会福祉専門職による地域福祉計画の策定作業の進行過程と、地域住民の福祉学習・実践活動の進行過程を統合的に進める住民参加型地域福祉計画策定モデルの構築を試みた。