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地域福祉計画における公私関係の構築過程に関する基礎的研究
A Basic Study on Constructing Process of Relationship between Statutory and Voluntary Sectors in Community Care System Planning
著者名
玉置 好徳 (TAMAOKI Yoshinori)
出版社/掲載誌名
関西社会福祉学
巻号
2002 Vol.1
pp.16~25
出版日
2003/3
キーワード
地域福祉計画 策定主体の多元化 社会福祉問題認識の共有化
概要
 地域福祉計画の策定は従来市町村社会福祉協議会が中心となって取り組んできたが、2000年の社会福祉法改正によってあらたに市町村行政が策定主体として位置づけられたことにより、策定主体が多元化した。ここに至るまでの過程を歴史的に検証し、さらに今後の課題として、NPO等を中心に住民自身が自らの行動計画を策定する必要性について言及した。そして、3者が連携を取り結ぶためには「社会福祉問題認識の共有化」がの鍵概念となるという結論に到達した。