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学術データ詳細
古典における「いだす」「たつ」「あぐ」の用法
副題
「抽象事」を表す語との結びつきから
著者名
大谷 伊都子 (OTANI Itsuko)
出版社/掲載誌名
国語語彙史の研究 
巻号
十八
出版日
1999/3
概要
国語語彙史研究会編。山内洋一郎・柳田征司ほか二十二名執筆。本人執筆部分「古典における『いだす』『たつ』『あぐ』の用法 ?『抽象事』を表す語との結びつきから?」p.117?p.133。表題の三つの動詞について、「を」格に「抽象事」を表す名詞をとるものに限定し、古典における用法を考察する。また、これらの結果をもとに、動詞における多義化の歴史的変遷のあり方について、その動詞と結びつく名詞との関係から論じてみた。