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Functional role of V-ATPase in the salivary gland.
著者名
深見 秀之 (Fukami hideyuki)
共著者名
Sahara, Y., Horie, S., Goto-Matsumoto, N. and Nakanishi-Matsui, M.
出版社/掲載誌名
Journal of Oral Biosciences
巻号
57
2
出版日
2015/1
キーワード
V-ATPase 唾液分泌
概要
液胞型プロトンポンプであるV-ATPaseはライソソームやシナプス小胞などの細胞内小器官の酸性化に関与し、V-ATPaseは上皮細胞の細胞膜を介したプロトン移送に関与している。RT-PCRや免疫染色で唾液腺導管にV-ATPaseが存在することが明らかになった。唾液腺導管では様々なイオンチャネル、イオントランスポーターおよびエクスチェンジャーが存在し電解質の分泌と再吸収が行われている。導管に存在するV-ATPaseはこれらの電解質の移動を調節する役割があると考えられる。